ヤクルトで活躍した元プロ野球選手であり、後に監督として指揮も執った古田敦也氏のYouTubeチャンネル〈フルタの方程式【古田敦也 公式チャンネル】〉に、ヤクルト、巨人、阪神のセ・リーグ人気3球団を経験した元プロ野球選手の広澤克己氏が出演(11月9日付け投稿回)。今シーズン、二刀流として大きく注目を集めた大谷翔平だが、広澤氏の“新たな二刀流”とでも言うべき提案に、視聴者同意のコメントが相次いだ。動画で広澤氏はこう語る。
「アメリカって、学生は野球やってても、この時期(冬場)、アメフトやるのね。その後、バスケットやったり、1年間いろんな競技やってるのね」
それは、例えば小学生から野球を始めたら生涯野球というのではなく、
「将来ね、プロ野球選手だけど、オフはバスケット選手だよって、日本にも出てきてほしいの。そういう二刀流!」
とのこと。1つの競技におさまるのではなく、多競技の二刀流選手の出現に思いを馳せたのだった。
この、大谷が聞いたら驚くかもしれない新たな「二刀流」の提案に、視聴者からは、〈広沢さんの二刀流論は本当にいいと思う。本人がやりたいなら三刀流でも四刀流でも好きなだけさせてあげればいい。〉〈広沢さんに賛成です。たくさんの指導者や友達と出会う為にも複数の部活を行き来出来るようになってほしい。〉など同意のコメントを集めた。
余談だが、YouTubeでチャンネル登録者を増やす方法の1つに、「投稿頻度」がある。これは、接触回数が増えるほど好印象を持つようになる心理現象であり、心理学では〈ザイオンス効果(単純接触効果)〉と呼ばれている。
思えば、今シーズンの大谷は、登板の無い日にも代打で出場…とファンにとって目にする機会が多かったのは確か。それが1年中となれば、ザイオンス効果もなお高まるところ。広澤氏の提案に応える若者が、いずれ現れる日が近いかも?
(ユーチューブライター・所ひで)