プーチン大統領も、まさか遠く離れた日本で五寸釘を打ち込まれるとは、想像だにしなかっただろう。
千葉県松戸市の複数の神社で、顔の部分にロシアのプーチン大統領の写真を貼った「わら人形」が相次いで発見され、話題となった。
騒動を報じた「FNNプライムオンライン」によると、神社境内で参拝客がわら人形を発見。顔にはウクライナ侵攻を続けるプーチン氏の顔写真が貼り付けられ、一緒に五寸釘で打ち込まれた紙にはプーチン氏の名前とともに、「抹殺祈願」と書かれていたという。
この行為にネット上では、「何となく呪いは海を越えないような気がする」「プーチンのわら人形は笑えるが、神社の木に打ち付けるのはやめておけ」「打ち込んだ人は本当に平和を願っているかも。効果があるといいな」「古い伝統だし、警察が動くことでもない気もするが、やっぱり自分の家でやっておくべきだったか」などと賛否両論が巻き起こっている。
「実はわら人形は通販サイトで600~1000円程度で販売されており、簡単に手に入れることができるんです。中には“五寸釘付き”のものもあり、イベントのディスプレイやコスプレ小道具用に購入されていますが、今回はまさかのリアルでの使用。現在、警察が器物損壊の可能性もあるとみて捜査していますが、くれぐれもマネなどしないでほしいですね」(ネットニュースサイト記者)
とはいえ、通販サイトではここへ来て「わら人形」が品切れ目前のショップも続出しており、爆売れの様相を呈している。ロシアのウクライナ侵攻が続く限り、「プーチンわら人形」は後を絶たないかもしれない。
(ケン高田)