消費税が8%に上がり、それにともなう便乗値上げも各所で見られる中、庶民の生活に少しでも光をともす明るい話は何かないものか──。
それが、競馬ファンには朗報の「50円馬券」。大井競馬が「新年度の早い時期から始めたい」と意気込む新馬券である。
その名も「トリプル馬単」。「JRAのWIN5のようなもの。指定された3レースの馬単を全て的中させるという重勝式馬券です。その馬券購入最低価格が50円。50円から10円刻みでの購入が可能です」(競馬ライター)
ネットによる発売限定だが、50円の賭け金に対して、上限配当は3億円と、夢は膨らむ。スポーツ紙レース部記者が言う。
「5レース分の単勝を当てるWIN5では、5レース先の馬体重など分からないため予想しづらい面もありますが、3レースだとまだマシかもしれない。反面、馬単なので、買う点数は増える傾向が出てくるでしょう。50円から10円刻みになるぶん、なおさらそうなるかもしれません」
ちなみに、指定3レースが全てフルゲート16頭立ての場合、各レースで馬単1点買いなら、的中率は1382万4000分の1。
「せっかく50円だから点数を増やす、というのもいいが、例えば頭固定で買わないと、かえって“出費”は増えることも」(前出・競馬ライター)
WIN5以上の一攫千金が、みずからの予想で実現するのだ。