KinKi Kidsの最新シングルが発売初週に17.3万枚を売り上げて、1月24日発表の「オリコン週間シングルランキング」で初登場1位を獲得した。これで彼らはデビューシングル「硝子の少年」から46作連続で、シングル1位をキープしたことになる。
オリコンもこの偉業をニュースとして報じたのだが、なにしろ「歴代1位」の多さを強調。「1997年に1位を記録したデビュー作からのシングル連続1位獲得作品数」や「1997年度から2023年度まで27年連続でシングル1位を獲得」といったものだ。いずれも自身のギネスブック世界記録を更新しているのだが、一方ではこんな声も。
「KinKi Kidsの連続1位キープにある種の『違和感』を持つ人は、音楽メディアやファンも含めて、一定数いると思います。かつて、浜崎あゆみのシングル発売とKinKi Kidsのシングル発売時期が重なり、明らかに浜崎の方が売れていたように見えるのにKinKi Kidsが1位になっていた、と浜崎ファンから騒がれたことがありました。実際、アルバムでは浜崎に一度だけ負けていますが」(音楽ライター)
とはいえ、KinKi Kidsがキッズではなく、おじさんになったこの先も「オリコン1位」が話題になっていれば、それもまたギネス級と言えよう。