千原ジュニアがタクシーを使って旅をする「千原ジュニアのタクシー乗り継ぎ旅」(テレビ東京系)の最新回が2月18日に放送されたが、そこでのジュニアの行動が問題になっている。
同番組はジュニアとゲストが、タクシーを乗り継いで目的地を目指す旅。こう聞くと簡単そうだが、タクシーは途中で降りたくても、ギリ5000円(あと1メーター上がると5000円になる料金)になるまで降りられない。そして次のタクシーを、必ず地元の住民に呼んでもらわなければならない。この2大ルールによって、難易度が増しているのだ。人里離れた場所で降りることになる可能性もあり、その時は地元住民を探して山道を歩くハメになったりもする。
今回の舞台は岐阜県と富山県。山道が多い上に雪が降り出して、コンディションは最悪だ。しかも雪でタクシーが来ず、雪の山道を7.5キロも歩くことになった。タクシー乗り継ぎ旅史上、トップクラスの厳しい旅だったのだ。
ところが放送後、旅に挑むジュニアの姿勢が「ヌルすぎる」との指摘が上がっているのだ。ハードな旅だったのに、なぜなのか。テレビ誌記者が言う。
「ジュニアはたとえ旅が遅れていても、しっかり食事を摂るんです。そして必ず、ビールも口にする。以前からそうでしたが、今回も『食べて飲んで』だった。これはテレ東旅番組のレジェンド・太川陽介なら、絶対にしないこと。食事を摂るのはバス待ちの時で、接続がよければ食べないこともあります。太川もビールは好きですが、飲むのは1日の終わりの食事の時だけ。今回のジュニアの行状を見たら、太川はどう思うのか…」
さらにこんな場面もあったという。
「タクシーを呼んでくれる人を探して歩いていると、ジュニアは温泉の看板を発見。温泉の人にタクシーを呼んでもらおうと歩き始めます。するとすぐに地元住民と出会ったんですが、普通に考えれば、この人に呼んでもらえばいいはず。ところがジュニアはわざわざ、温泉まで歩いて行ったんです。どうやら温泉に入りたかったようで、タクシーを呼んでもらった後、実際にお湯に浸かっていました。こんな無駄なことも、太川なら絶対にしません」(前出・テレビ誌記者)
ジュニアは過去2回連続して、ゴール到達に失敗している。今回はなんとか成功したが、こんな態度のままなら、この先も失敗が待ち受けている。少しは太川を見習った方がいいのではないか。