ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で日本の世界一奪還が現実味を帯びてきた中、野球に全く興味のない女子たちも大いに盛り上がっている。
といっても、彼女たちの興味の対象は世界一ではなく、大谷翔平でもなく、ラーズ・ヌートバーでもない。それは、佐々木朗希だという。
佐々木は、今回のWBC日本VSチェコ戦が国際大会のデビュー戦であり、その実力を存分に見せつけたが、女子たちに見せつけたのは技術力ではなく、その「ルックス」だったというのだ。
女性週刊誌の編集者に、今回の活躍について聞いてみると、
「彼は確かに人気が出る『雰囲気』を持っていますね。女性週刊誌では、アイドル的な人気を誇るスポーツ選手で盛り上がる時期があるんですけど、サッカー選手にはいても、プロ野球ではそのような選手っていないんですよ。サッカーではかつて、アン・ジョンファンやイルハン・マンスズが表紙を飾って売れ行きも好調でした」
この編集者によれば、イチロー氏やダルビッシュ、坂本勇人は「ちょっと違う」し、大谷もアイドルを超えているのだという。
「そんな中、佐々木は、ひょっとしたら初のアイドル野球選手になれるのでは、という雰囲気を持っているんです。カープ女子でもない、高校野球女子でもない、メジャーリーガーファンでもない、そんなファンがつきそうなのはわかります。まだ子どもみたいな可愛い感じもいいですね」
160キロを超える速球で三振を取る、その姿を見るだけで女子はクラクラなのだとか。「朗希女子」がこれから増える予感大なのである。