現在、セ・リーグ首位の阪神。交流戦前には2位のDeNAと最大で6.5ゲーム差あったものの、交流戦で7勝10敗1分けと負け越したことで「2.5」にまで縮まった。
以前の勢いを取り戻したい阪神だが、その中で心配されているのが佐藤輝明内野手の状態。交流戦では打率1割3分8厘と低調。18年ぶりの優勝を目指す上で、サトテルの活躍は不可欠だ。
そんな佐藤は6月22日放送の「す・またん!」(読売テレビ)にインタビューで登場。そこで彼は岡田彰布監督とほとんど直接会話しないことを明かしていた。
今岡真訪打撃コーチが佐藤に対し、打点にこだわってもらっていると話していたことを振られると、
「打点は勝利に直結する部分なんで、チャンスとかランナーがいる場面で打つというのは大事かなと思っています」
とした佐藤。現在9本の本塁打については「もっと打ちたい」とし、毎日バッティング練習を撮影してiPadでチェックしているそうなのだが、年の差41歳の岡田監督との接し方を聞かれると、
「喋ったことは秋キャンプぐらいしかないんで。直接喋ることは本当にない。コーチ伝いに言ってもらうことがあるんですけど」
と告白。「年齢差があるのですごく寄り添っているように外から見ていて思う」と指摘され、
「本当にやりやすいというか、そういうふうにしてくれていると思います」
などと返していたが、現状の成績を見ると岡田監督ともう少しコミュケーションをとって直接指導を仰いでほしいものだ。
(鈴木十朗)