プロ野球・ソフトバンクホークスのチアチーム「ハニーズ」が披露している「よかよかダンス」がバズらない。
同曲は九州を拠点に活動する「ばってん少女隊」が2016年にリリースした楽曲で、今季ホークスのホームゲームの4回表終了後にダンスが踊られている。
「よかよか」とは、良い、大丈夫などの意味をもつ福岡の方言。歌詞にも博多弁が散りばめられた地元ならではの曲で、日本ハムのオフィシャルチアチーム「ファイターズガール」の「きつねダンス」を意識して導入したという。しかし、ホークスの選手ですら知らない者もいるようで、今のところ不発状態だという。
スポーツライターが語る。
「『きつねダンス』は2013年にリリースされた『The Fox』という曲の一部にチアガールが振り付けをしたもので、日本語訳で『キツネは何と鳴く?』という歌詞と中毒性のあるメロディーがアメリカや韓国でヒット。そこに日本伝統のキツネの振り付けを加えたことで大人気になりました。一方の『よかよかダンス』は、あくまでローカルアイドルグループの楽曲。さらにテンポがかなり速く観客が簡単に真似できないダンスがネックになっています。『きつねダンス』のように、手をキツネに見立てるような分かりやすいポーズがないのも、イマイチ人気が出ない原因でしょう」
二匹目のドジョウはいなかったか。
(ケン高田)