日本一熱狂的なファンを抱える阪神タイガースだが、近年、そのマナーの悪さがバッシングの対象となっている。8月24日には球団が公式サイトで今シーズン2度目の「注意喚起」に踏み切った。
〈ご観戦されるお客様へ、試合観戦時のマナーについてのお願い〉
そんなタイトルの呼びかけ内容は、次のようなものである。
〈日頃の応援への感謝をしながら昨今、球場において、残念ながら一部のお客様による誹謗中傷、過度な野次、替え歌等で相手を侮辱するなど、観戦マナーに反する迷惑行為が散見されております。ご観戦にあたり、このような行為は絶対におやめください〉
8月18日から20日の対DeNA戦における、走塁をめぐるジャッジに岡田彰布監督が激怒したことで、敷田直人審判やDeNAの京田陽太にブーイングを浴びせたり、「死んでしまえや!」などと暴言を吐いた阪神ファンがいる。
「今回も一定数の野球ファンが、阪神ファンのマナーについての苦情を球団に入れていると聞きます」(スポーツ紙デスク)
同じプロスポーツのJリーグでは、入場禁止措置などの厳しい対応をとっている。悪質な阪神ファンが排除されるのは、時間の問題かもしれない。