新潟県三条市の「三条タクシー」の渡辺惣太社長が辞任する意向であることを表明した。同時に同社のドライバーで2022年8月から「三条市ふるさと観光大使」に就任しているインフルエンサー・ひよりんも同大使を辞任するという。
同社を巡っては、8月26日に公式アカウントへ投稿された内容が不適切だとして、ネット上で大炎上。同社はその後、公式アカウントを凍結し、Webサイト上に「不適切な発言が行われた」という謝罪文を掲載していた。
エンタメ誌ライターが語る。
「同社のSNSには、3名いるという女性ドライバーがキュウリを咥える様子や身体を洗車機で洗う姿などが投稿されていました。当初は面白半分だったのかもしれませんが、投稿はどんどん過激になっていき、『顔の造形が良いことは才能のひとつです』などと発信したことで、企業姿勢を疑問視する声が殺到しました。どうやら一連の投稿は、社長の渡辺氏自らが撮影や編集をしていたようで、きちんとした説明のないまま幕引きを図る姿勢に批判が集まっています」
また、同社は過去にファン向けの「お泊まりイベント」を開催していたことも分かっており、その営業活動はタクシー会社の範疇を軽く超え、まるでやっていることは弱小芸能事務所のようだ。
近年は大学を卒業した女性がタクシー会社に就職するケースも決して珍しくはなく、多くの若い女性ドライバーが活躍している。真面目に道を覚え、お客を安全に目的地に運ぶことに一生懸命になっているドライバーにしてみれば、甚だ迷惑な話だったことだろう。
(ケン高田)