スポーツ

阿部慎之助監督が推す「巨人の最強打者」は岡本和真ではなく「あのスキャンダル男」

 スポーツ報知のYouTubeチャンネル〈報知プロ野球チャンネル〉に、巨人・阿部慎之助監督が出演し、チャンネルMC・水井基博デスクの質問「実は3番最強説?」に「YES」と答えた。では巨人最強打者に、誰を指名したのか。

 水井デスクの自論はこうだ。

「キャッチャー目線で初回、最強のバッターが2アウトでも出てくるってだけでもイヤかなと。なんで4番にいちばんいいバッターを置くのか。(1回が3人でアウトなら)だって2回先頭じゃないですか。ならば初回の2アウトから出てくる方が、ピッチャーもイヤかなと。立ち上がりだし」

 これに対して阿部監督は「それもあるかな」と賛同しつつ、次のように答えている。

「まあ、3番にいいバッターいたら、その前の2人をなんとか抑えないといけない、っていうプレッシャーもかけられるし」

 その後の会話はこうだ。

「ってことは、岡本和真? 3番は…」

「ないと思うよ。4番だと思うよ。(坂本)勇人になるかな。ツーベースも多いし。サードに変わってから体調も良さそうだったし、バッティングも復調しかけて、終わってしまったというのがあったんで」

 なんと、衰えの見え始めたスキャンダル男の名前を挙げ、来季の3割30本塁打に期待を寄せたのだった。

 今季は2年ぶりに本塁打王タイトルを奪還した岡本は、前半好調だった打率を、最終的に2割7分8厘に落とした。一方の坂本は、前半は不調にあえいでいたが、2割8分8厘まで戻している。

「得点圏打率の高さが、坂本を最強と言わしめているゆえんではないでしょうか。岡本の2割3分3厘に対し、坂本はそれを上回る2割5分8厘。ちなみに今季、規定打席に到達した巨人の野手は坂本、岡本、大城卓三、吉川尚輝の4人。大城の得点圏打率は2割2分7厘、吉川は2割8分6厘で球団トップでした」(スポーツ紙デスク)

 とはいえ、来年36歳を迎える坂本を最強打者に推すとは、巨人の復調は怪しい気もしてくる。

(所ひで/ユーチューブライター)

カテゴリー: スポーツ   タグ: , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<老人性乾皮症>高齢者の9割が該当 カサカサの皮膚は注意

    330777

    皮膚のかさつきを感じたり、かゆみや粉をふいた状態になったりすることはないだろうか。何かと乾燥しがちな冬ではあるが、これは気候のせいばかりではなく、加齢による皮膚の老化、「老人性乾皮症」である可能性を疑った方がいいかもしれない。加齢に伴い皮膚…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<中年太り>神経細胞のアンテナが縮むことが原因!?

    327330

    加齢に伴い気になるのが「中年太り(加齢性肥満)」。基礎代謝の低下で、体脂肪が蓄積されやすくなるのだ。高血圧や糖尿病、動脈硬化などの生活習慣病に結びつく可能性も高くなるため注意が必要だ。最近、この中年太りのメカニズムを名古屋大学などの研究グル…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<巻き爪>乾燥による爪の変形で歩行困難になる恐れも

    326759

    爪は健康状態を示すバロメーターでもある。爪に横線が入っている、爪の表面の凹凸が目立つようになった─。特に乾燥した冬の時期は爪のトラブルに注意が必要だ。爪の約90%の成分はケラチン。これは細胞骨格を作るタンパク質だ。他には、10%の水分と脂質…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , |

注目キーワード

人気記事

1
元フジテレビ・渡邊渚5万字エッセイ「PTSD療養⇒回復」告白に向けられた「辛辣な評価」
2
笑福亭鶴瓶「バーベキューもらい事故」でスシローとBS11が過剰反応するのはなぜか
3
大型補強よりいい!日本ハム「本拠地を人工芝に張り替え」が絶大効果で「9年ぶりV」が現実的に
4
「9番街レトロ」番組出演見合わせでウエストランド・井口浩之の「予言」がまた的中!
5
過剰な期待に「待った」…上原浩治が断言「佐々木朗希は1年間、マイナーで投げる」