スポーツ

ロッテ・佐々木朗希「急転直下の契約更改」で遅刻の舞台裏「自分が置かれている立場を理解していない」

 ロッテ・佐々木朗希が1月27日にようやく球界の大トリで契約更改を終えたが、バックヤードは落ち着いていない。在京テレビ局スポーツディレクターが語る。

「会見前に松本尚樹球団本部長は『佐々木朗希だけがワガママとかゴネたとかではない。そこは誤解のないようお願いしたい』とわざわざアナウンスした。さらに『球団としても、その話し合いの中で至らぬ点や落ち度もありました』と頭を下げる場面があったのです。とにかく異常なまでに佐々木に気を使っていることがひしひしと伝わってきましたね」

 昨年末から今年にかけては様々なメディアで次々と、佐々木と球団の間に確執が生まれたような報道があったが、松本球団社長はこれについても会見後に、

「途中経過を言えばよかったんですけど…。それがなかったから、いろんな話が出てきてしまった」

 前出のスポーツディレクターが苦笑する

「球団には問い合わせがあっただろうし、それなら途中経過を発信している。それを言えないほど揉めたことが、かえってバレてしまった」

 再び今シーズンオフに両者が激突することは、避けられそうにない。

 ところでこの契約更改会見をめぐっては、ハプニングがひとつあった。この日は吉井理人監督とウエートルームで挨拶するなど、今シーズンに向けてチームで活動することを報告した佐々木。ところが報道陣は内心、穏やかではなかった。現場スタッフの心境を、先のスポーツプロデューサーが代弁する。

「会見は前夜に球団からアナウンスされて、午前11時スタートと明記されていました。ところがよく見ると、1時間前には来るように指示されていたのです。10時から30分を過ぎて、ようやく球団幹部がレクを始めたのですが、肝心の佐々木は11時になっても会見場にやってこない。結局、10分近く遅れて始まりましたが、報道陣の中には『朝早くから呼び出されて散々だよ』と愚痴る者もいた。佐々木は前日には契約書類にサインも終わっているのに遅刻。自分がどんな立場に置かれているのか、あまり理解していないのではないですかね。もちろん本人、球団双方からお詫びはありませんでした」

 この調子では「お騒がせの主役」は、シーズンに入っても変わらないかもしれない。

カテゴリー: スポーツ   タグ: , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    デキる既婚者は使ってる「Cuddle(カドル)-既婚者専用マッチングアプリ」で異性の相談相手をつくるワザ

    Sponsored

    30〜40代、既婚。会社でも肩書が付き、責任のある仕事を担うようになった。周囲からは「落ち着いた」なんて言われる年頃だが、順調に見える既婚者ほど、仕事のプレッシャーや人間関係のストレスを感じながら、発散の場がないまま毎日を過ごしてはいないだ…

    カテゴリー: 特集|タグ: , |

    これから人気急上昇する旅行先は「カンボジア・シェムリアップ」コスパ抜群の現地事情

    2025年の旅行者の動向を予測した「トラベルトレンドレポート2025」を、世界の航空券やホテルなどを比較検索するスカイスキャナージャパン(東京都港区)が発表した。同社が保有する膨大な検索データと、日本人1000人を含む世界2万人を対象にした…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , |

    コレクター急増で価格高騰「セ・パ12球団プロ野球トミカ」は「つば九郎」が希少だった

    大谷翔平が「40-40」の偉業を達成してから、しばらくが経ちました。メジャーリーグで1シーズン中に40本塁打、40盗塁を達成したのは史上5人目の快挙とのこと、特に野球に詳しくない私のような人間でも、凄いことだというのはわかります。ところで、…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , |

注目キーワード

人気記事

1
獲得球団現れず…田中将大「1億円の大台」に固執なら「バナナの叩き売り」状態になる
2
【カナダの湖で大騒動】熊より巨大な肉食獣「ユーコン・ビーバーイーター」は巨大なナマケモノだった
3
4種類の抗ガン剤と副作用、そしてかかった治療費は…/東大病院でガン治療を受けた猫③
4
田中将大「日本で移籍先ナシ」で急浮上した「来春メジャーキャンプ招待選手」の選択肢
5
「大連敗ストップ」太川陽介に追い風が吹く「九州でバスVS鉄道」激突の「大分と熊本の恩恵」