DeNAの関根大気が4月26日、27日に、自身に誹謗中傷が殺到しているとSNSで明かした。
26日には〈あなたの家族全員が事故で死んでほしい〉と実際に書かれたDM(ダイレクトメッセージ)の画像を掲載。
〈誹謗中傷ってどんなのが来ているか、少し理解してもらえたら嬉しいなと〉
と説明した。そして翌日に記したのは、こうした発信をする「意図」の説明だった。
〈最近チラホラ厳しいのを聞いたので(中略)ひとつの認知じゃないですけどそういうところになればと思ったというところです〉
球団関係者が関根の心情を慮る。
「最近あった関根選手のプレーについて批判を浴びた一部だと思う。プロ野球はファンがいて初めて興行が成り立ち、年俸を稼げる。だからといって、選手当人に何でも誹謗中傷を浴びせてもいいわけがない。昔と比べて、今はメンタル面で弱さを感じる選手もいる。彼が真正面から受け取ったら、野球どころじゃなくなる。関根選手の告発には勇気と覚悟が必要だったと思う」
その上で12球団統一で「ルールを設けるべき」と提言する。
「SNSの特性もあるが、Xの方がより誹謗中傷を受ける選手が多いのではないか。それならばコメント欄を閉鎖するとか、インスタグラムだけにするとか、対応策はあると思う」
すでに12球団、プロ野球選手会は悪質な書き込みやDMに対し、法的手段を辞さない構えを表明している。くれぐれも投稿は慎重にすべきである。