パリ五輪に出場するバレーボール女子日本代表キャプテン・古賀紗理那が7月9日、自身のインスタグラムで、五輪を花道に現役を退くと発表した。
〈小学2年生からバレーボールを始め、〝もっとバレーボールがうまくなりたい!″の一心で皆様の力を借りながら28才まで続けることができました。全ての経験と出会いが、今の私を作ってくれました。本当に感謝しています。パリオリンピックにバレーボール人生の全てを懸けて戦います〉
「有終の美」へ向けての強い意気込みが感じられるのだ。バレーボール関係者が指摘する。
「6月のネーションズリーグ開催期間中、古賀が取材対応で引退を匂わせるコメントをしていたことは事実」
パリ五輪に出場できるかどうか不透明だったこともあり、
「マスコミも突っ込んで聞くことが難しかったのではないですか」(前出・バレーボール関係者)
古賀は女子バレーボール界きっての人気者だけに、
「関連グッズはいつも売れ行きトップをマークしている。可愛い笑顔で男性、女性を問わず人気が高い。以前の木村沙織と同様、この五輪で唯一の『ルックス枠』として知られています」(前出・バレーボール関係者)
一方で、報道陣には塩対応で有名だった。
「とりわけ、夫でパリ五輪男子バレーボール代表・西田有志のことを聞かれると、露骨に嫌がっていましたね。特にテレビ局は夫婦ネタを結びつけたがるので、困惑していました。もう少しリップサービスがあってもいいと思うのですが…」(在京テレビ局関係者)
最後の大舞台は笑顔で終わってほしい。