社会

上空に「黒い輪」そして「フラットウッズ・モンスター」再来襲か…7人が目撃した「激しく脈打つ生物」

 米バージニア州東部の上空に突如「謎の黒い輪」が出現。8月2日のその映像がTikTokに投稿されると「エイリアンの襲来か」「いや、あれは異世界へのポータルだ」との意見が続出する騒ぎになった。

 米FOXニュースの取材に答えた気象学者によれば、「謎の黒い輪」の正体は花火や工業プロセス、あるいはなんらかの爆発によって噴出した煙である可能性があるが、その正体は不明。管轄するジェームズ・シティ郡消防局に、黒い輪に関連する事故報告は入らなかったようだが、SNS上には地元住民らしき人物が〈70年前に現れたあのモンスターがUFOでバージニアへ戻ってきたのではないか〉と、相次いで書き込んでいる。この「モンスター」とは「フラットウッズ・モンスター」と呼ばれる宇宙人、あるいは未確認生物だ。

 フラットウッズ・モンスターがUFOとともに目撃され、新聞などで報じられたのは1952年9月12日。場所はウェストバージニア州ブラクストン郡にある、フラットウッズという町だった。

 夜7時過ぎ、地元の学校に通う5人がまだ校庭で遊んでいた。すると、子供たちの目の前を赤く輝く物体が横切って飛んでいき、その直後、謎の物体が近くの丘に着陸したように見えた。

 子供たちは近隣に住む女性と州兵の男性に声をかけ、3匹の犬とともに7人で、謎の物体を確認するため、出かけることに。現場一面に霧が立ち込める中、木立の間に何か光るものが。近づくと、そこには激しく脈を打つ、真っ赤で巨大な物体が置かれていたのである。

 7人は恐る恐る近づき、懐中電灯を向ける。そこに浮かび上がったのは、人間のようなシルエットで頭にフードを被った生物だったというのである。

 体長は3メートルほどで、顔は真っ赤。胴体部分は黒いカーテンのような形状をしており、手は短く、足はなかった。ところが懐中電灯に照らされたこの生物は、シューッと音を立てながら近づいてくる。7人はパニックになり、散り散りバラバラで逃げ出し、丘を駆け下りた。謎の飛行物体は多くの周辺住民に目撃されており、警察が出動したものの、結局は発見できなかったという。

 謎の生物を目撃した7人に健康被害が現れ始めたのは、直後のことだった。超常現象研究家が言う。

「女性と少年のうち数人に、鼻の痛みやのどの腫れの症状が現れました。特に症状が重かった州兵の男性は嘔吐や痙攣に悩まされ、数週間後もその状態が続いたそうです」

 彼らを診察した医師によれば、マスタードガスの被害者の症状と酷似していたとされる。となれば、あの霧状のものは何だったのか。

 バージニア州では今もなお、このフラットウッズ・モンスター伝説が語り継がれている。

(ジョン・ドゥ)

カテゴリー: 社会   タグ: ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    なぜここまで差がついた!? V6・井ノ原快彦がTOKIO・国分太一に下剋上!

    33788

    昨年末のスポーツニュース番組「すぽると!」(フジテレビ系)降板に続いて、朝の情報番組「いっぷく!」(TBS系)も打ち切り決定となったTOKIOの国分太一。今月30日からは同枠で「白熱ライブ ビビット」の総合司会を務めることになり、心機一転再…

    カテゴリー: 芸能|タグ: , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<寒暖差アレルギー>花粉症との違いは?自律神経の乱れが原因

    332686

    風邪でもないのに、くしゃみ、鼻水が出る‥‥それは花粉症ではなく「寒暖差アレルギー」かもしれない。これは約7度以上の気温差が刺激となって引き起こされるアレルギー症状。「アレルギー」の名は付くが、花粉やハウスダスト、食品など特定のアレルゲンが引…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<花粉症>効果が出るのは1~2週間後 早めにステロイド点鼻薬を!

    332096

    花粉の季節が近づいてきた。今年のスギ・ヒノキ花粉の飛散量は全国的に要注意レベルとなることが予測されている。「花粉症」は、花粉の飛散が本格的に始まる前に対策を打ち、症状の緩和に努めることがポイントだ。というのも、薬の効果が出始めるまでには一定…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , |

注目キーワード

人気記事

1
上原浩治の言う通りだった!「佐々木朗希メジャーではダメ」な大荒れ投球と降板後の態度
2
フジテレビ第三者委員会の「ヒアリングを拒否」した「中居正広と懇意のタレントU氏」の素性
3
3連覇どころかまさかのJ2転落が!ヴィッセル神戸の「目玉補強失敗」悲しい舞台裏
4
ミャンマー震源から1000キロのバンコクで「高層ビル倒壊」どのタワマンが崩れるかは運次第という「長周期地震動」
5
巨人「甲斐拓也にあって大城卓三にないもの」高木豊がズバリ指摘した「投手へのリアクション」