今年4月に浦和レッズのテクニカルダイレクターを退任した西野努氏が、今後の動向を水内猛氏のYouTubeチャンネルで明らかにした。
西野氏の退任は突然の出来事であり、その後、浦和がいい成績を残せず、西野氏が招聘したペア・マティアス・ヘグモ監督が解任される事態になったため、裏切り者扱いするレッズサポーターは少なくない。それだけに、西野氏の今後は気になるところ。横浜F・マリノスのTDに就任するという噂もあったが、
「一応、年内の契約が決まって、イギリスにある会社で働く。マンチェスターにある会社です」
西野氏はそう明らかにした。プレミアリーグのマンチェスター・シティを所有する会社で、
「仕組みとかを見せてもらうのが、年内のタスク。タスクっていうか、勉強させてもらうんだけどね。経営と主にチーム編成とかスカウティング、あとは評価」
仕事をするというより、勉強だというのだ。世界中のクラブチームを所有しているということで、ブラジルを希望していると話した。2026年にJリーグが秋春制に移行するのに合わせて、JリーグやJリーグのクラブのために準備をしていきたいという。期間は年内いっぱいと短いが、
「本当は半年とか1年ぐらい行きたかったし、そう言ってたんだけど、年内が精一杯でした」
Jリーグ秋春制の準備をしたいということ、期間が年内いっぱいであることで、来年から横浜F・マリノスのTDになるのではないかという指摘が、動画のコメント欄に上がっている。
西野氏が来年から横浜F・マリノスのTDに就任するとなったら、浦和レッズサポーターはどんな反応を示すのか。ひと波乱ありそうだ。
(鈴木誠)