年末年始の風物詩「第103回全国高校サッカー選手権大会」の対戦カードが決まった。12月28日に国立競技場で開幕戦が行われ、15年ぶり35回目の出場となる名門・帝京(東京)と、2大会連続11回目の出場となる京都橘(京都)が激突するが、代表校と同じく毎年クローズアップされるのが「応援マネージャー」の存在だ。
「第84回大会(2005年度)から導入され、中継を担当する日本テレビの高校サッカー関連の番組に出演し、出場校の取材や選手へのインタビューを敢行。大会の顔として魅力を伝える役割を担っており、『人気女優の登竜門』と言われるほどです」(芸能記者)
主にモデルや女優活動をしている現役女子高生が選ばれるのだが、初代は堀北真希。2代目は新垣結衣で、3代目が北乃きい。その後も川島海荷、広瀬アリス、川口春奈、広瀬すず、永野芽郁、清原果耶、森七菜、本田望結など、のちのNHK朝ドラヒロインや民放ドラマ主演クラスの名がズラリと並ぶ中、記念すべき20代目に選ばれたのが月島琉衣である。芸能記者の解説を聞こう。
「女性ファッション誌『Seventeen』の専属モデルとして活動している、16歳の現役高校生です。笑った時のえくぼがチャームポイントで、春ドラマ『街並み照らすヤツら』(日本テレビ系)や、6月にNetflixで配信された映画『余命一年の僕が、余命半年の君と出会った話。』に出演するなど、今年から女優業に進出しています」(前出・芸能記者)
そんな注目株は、これまでの先輩たちと比べてズバ抜けた腕前…ならぬ「足前」を持つ。芸能記者が続ける。
「小学生の時にサッカーを習っており、リフティングの技術はピカイチです。YouTubeの『高校サッカー公式』チャンネルでリフティングに挑戦する動画がアップされているんですが、過去の応援マネージャーはガッキーが4回、すずが5回、永野が11回といった感じでしたが、月島は難易度の高い左右両足のインステップでリズミカルにリフティングを続けて、なんと19回を記録しました」
錚々たる先輩たちを抑えて歴代1位に輝いただけに、近い将来、トップ女優の仲間入りを果たすこと間違いナシだ。
(海原牧人)