凋落著しい同局から脱出する永島アナと椿原アナについて、女子アナ評論家の丸山大次郎氏が退社後の展望を語る。
「永島アナは『めざましテレビ』『めざまし8』のメインを担当したことによる知名度の高さが大きな武器になる。ルックス、スタイルともに抜群でママタレとしてのブレイクも可能でしょう。バラエティーの地力があるのでオールマイティーな活躍ができそうです。椿原アナは膳場貴子(50)や小川彩佳(40)のような『王道キャスター路線』の需要が見込める実力派。報道の逸材の退社はフジにとって大きな痛手となるのは間違いありません」
実際、いち早く脱出した退社組は順風満帆のクルージングを謳歌している。〝クジパン〟の愛称で知られた久慈暁子(30)は「めざましテレビ」の取材で接近したプロバスケットボールの渡邊雄太(30)と退社直後の22年5月にゴールイン。
「渡邊の推定年収は5億円以上で、女子アナ界でも突出した玉の輿婚です。夫がNBAのチームに所属していたことからアメリカに拠点を移していましたが、昨年7月に千葉ジェッツに移籍したことで、久慈も日本でモデル活動をしています。現在、彼女はインスタグラムで頻繁にリア充感満点の写真をアップしていて、悠々自適の生活を送っていることが窺えます」(制作関係者)
13年秋に退社した松尾翠(41)も「退社勝ち組」のひとりだ。
「彼女は元騎手の福永祐一と結婚して京都に移住。3人の子宝に恵まれました。現役を引退した夫が調教師となったことで松尾にも時間ができ、アラフォーで女優の道に挑んでいる。23年制作の映画『Muffin’s Law』で女優デビューし、今年1月からはドラマ『アイシー〜瞬間記憶捜査・柊班〜』で古巣フジの地上波ドラマにも返り咲いている。熟女優としてブレイクが期待されています」(芸能ライター)
退社組の躍進はまだまだ止まらない。
民放キー局3社内定で、当時〝スーパー綾子〟の異名を取った加藤綾子(39)は「Live News イット!」のMCを担当。21年にスーパーマーケットチェーンを展開する年商3400億円の御曹司社長と結婚し、翌年に「家族との時間を大切にしたい」として活動を休止していた。
「出産を経て、今春からテレビ東京系『ナゼそこ?+』のMCとして活動再開が決まった。業界内の需要は健在ですよ」(制作関係者)
かつてのエースアナまで他局にかっさらわれてしまうとは‥‥まさに踏んだり蹴ったりの始末なのだ。
「アヤパンの名で一時代を築いた高島彩(46)も『サタデーステーション』(テレビ朝日系)など、今は他局の週末の顔。『めざましテレビ』でアヤパン&ナカミーで絶大な人気を誇った中野美奈子(45)も一昨年から政府の『こども未来戦略会議』のメンバーに抜擢されています。昨年退社した渡邊渚(27)はフォトエッセイ『透明を満たす』(講談社)が売れに売れたばかりか、早くもユーチューブチャンネルで独立後初のMC起用が決定しました」(芸能ライター)
お台場を去ったアナの活躍は飛ぶ鳥を落とさんばかりなのである。