浅田真央の復帰モードでがぜん女子も盛り上がりを取り戻す気配だが、現時点ではフィギュアスケート界の集客力は、男子が圧倒的に上回っている。その主役はもちろん、羽生結弦だ。しかも彼のファンの半数以上が40代以上のミセスという点で強力だという。
「そこそこお金を持っているマダムが多いですからね。追っかけ距離も尋常じゃないし、写真集やグッズも必ず買ってくれる。昨年末に長野市で開催された『全日本選手権』では、市内のビジネスホテルは女性客で満杯。いい歳したオバサマたちが何人も『チケット譲ってください』とプラカードを持って立ってました。そのお金の落としっぷりは凄いですよ」(スポーツ紙記者)
そんな日本中の熟年ユヅリストたちを虜にしている羽生だけに、当然ネットで出回る写真などの情報量もハンパないわけだが、ネットに出回らない“ある類いの写真”が熱狂的ファンの宝物になっているという。自他とも認める羽生結弦の追っかけ、品川区在住の50代主婦のMさんが目をランランとさせながら語る。
「男子フィギュアの選手は股間をサポートするために、ダンスベルトというインナーをはくことが多いのですが、なぜか昨年の羽生クンははかないことが多かった。たぶん、動きづらいというのが一番の理由でしょうけど、そうなるとモロに浮き出てしまうんですよね。先っぽの形までわかっちゃう‥‥フフフ」
ところが、そういった大会の雑誌に掲載された報道写真などは「全て修整してあってガッカリでした」と、Mさん。そこで、現場でファンが撮った“浮き出た”写真がファンたちの間で出回ったのだという。
「これを見てどうこうするわけではないですけど、知り合いのミセスファンはみんな『これはお宝だよね』と何枚か保存してます。ちなみに、私のスマホには20枚以上あります(笑)」(Mさん)
スポーツ界において男子目線の写真撮影は非常に厳しくなっている昨今だが、お金を落とす女性ファンの欲求には十分応えているということなのだろうか‥‥。