最近、みずからのヒップの魅力を売りにするタレントが多い。
中でも倉持由香(23)は、100センチのヒップを強調した角度で自撮りしてはネット上に画像をアップして人気を博している。
「彼女は鏡に反射させてヒップを撮るのに、カメラの角度や光の当て方など、きれいに見えるポーズの研究に余念がありません。『前は大きいのがコンプレックスでしたが、出すことで自信を持ってきました』と口にしていますね」(グラビア編集者)
倉持を筆頭に、有名美女によるヒップの自撮りも多く見受けられる。
昨今の傾向について、芸能評論家の三杉武氏はこう話す。
「ネット上は、自己発信するためのSNSやフェイスブック、Instagramといったツールであふれています。最近でも紗栄子(28)がバックショットを載せたり、水原希子(24)がショートパンツからナマヒップをはみ出させたカットを掲載するなど、バリエーションも豊富です。バストを披露するわけにはいかないですし、脚も自撮りするには技術的に難しい。一方で、ファッション誌の企画のようにオシャレなショットに仕上げられるヒップの自撮りは、ファンとの手軽なやり取りに役立っているんです」
とはいえ、全てをさらさずに色や大きさを謎めかすことができるバストとは違い、ヒップの場合はごまかしがきかないため、自信のある美女にしかできないとも言うのだ。
そんなブームの流れか、これまで胸のボリューム感や形のよさで男性ファンのハートを奪ってきた、AKB48の小嶋陽菜(27)もヒップを前面に出した写真集「どうする?」(宝島社)を3月に発売。過激な裏表紙は話題を呼んだ。
「女性ウケするモデル系の細いウエストと、男性ウケする肉感的なヒップを併せ持っているため、性別を越えて、こじはるのヒップに注目が集まっているのでしょう」(三杉氏)
確かに、男目線ではボリューム感ある方に興味が行きがちである。
そこで紹介したいのが、公開中の主演映画「おかあさんの木」(東映)のプロモーション番組出演でテレビ局を飛び回っている、鈴木京香(47)の目撃談だ。
「これまでの鈴木さんはワンピースでの出演が多かったのですが、今回はパンツルックで登場したため、今までは気づかなかったヒップのボリューム感に目が留まりました。彼女はキャンギャル出身で腰の位置も高いから、後ろから眺めると、まるでアメリカのドラマ『マッドメン』に出てくるムッチリ女優のような極上スタイル。本人は少し太ったのを気にしているようでしたが、思わず日本人離れしたあの大きなヒップを愛でてみたいと思ってしまった」(番組制作会社スタッフ)
ヒップ自慢の若手が台頭する中、大物女優のヒップラインは他を寄せつけない強さがあった。