ハードな濡れ場に挑戦しながらも、「花子とアン」(14年)のヒロイン役をつかんだのが吉高由里子(27)。金原ひとみの芥川賞作品を映画化した「蛇にピアス」(08年)で、これでもかと激しい艶技に挑んでいる。
吉高は同棲相手(高良健吾)のスプリット・タン(蛇のように舌に二股の切れ目を入れること)に引かれ、自分も同じようにしたいと、彫師のもとを訪れる。その彫師は変態趣味の持ち主で、いつしかアブノーマルな情事の相手を務めることになってしまう。
一糸まとわぬ姿で後ろ手に縄で縛られるや、台の上で後ろから前から突き抜かれるのだ。そのたびに「ア、アァ‥‥」と声を出しながらこらえる吉高。それは快感に酔いしびれているようでもあり、大きめの乳輪、やや茶色っぽい乳頭もエロさを増長させている。
吉高は原作を読んで「ぜひとも自分が演じたい」と事務所に嘆願したそうで、「オーディションでは実際に脱いで見せ、『おっぱい小さいけど、いいですか』と言ったとか」(映画ライター)