スポーツ

「帰らない男性を待つ気持ちを…」浅田真央、“表現力の成長”がフリーの足かせに?

20151202asada

 11月27日から開催されたフィギュアスケートGPシリーズNHK杯。期待の浅田真央選手はSPでジャンプを失敗し、4位からのスタートとなった。翌日のフリーでもジャンプに生彩を欠き、結果は総合3位。もちろん、すばらしい結果だが、完璧主義の浅田ががっくりと肩を落とす姿に、ファンも心を痛めた。

「浅田選手はこれまでのスケート人生でもたびたび底力を見せてくれましたが、SPで沈んだくらいのほうがフリーでものすごい力を発揮するんです。ソチ五輪がその極み。その意味では、好調で準備も万端だったのに、今回のフリーで力が発揮できなかったのは不思議です。攻めるスケートのできる選手ですから」(スポーツ紙記者)

 スポーツ番組を担当するテレビ番組制作会社の関係者はこう語る。

「休養がよい糧になって、今季の浅田選手の成長は著しいですよ。マスコミは華やかなジャンプばかり注目しますが、表現力、コレオやステップなどの精細さなどすべてが磨かれています。特にフリーは浅田選手みずから『帰らない男性を待っている、悲しいような気持ちから、来たの? と振り返るところから気持ちを込めています』と語っているように、蝶々夫人の気持ちが見ているこちらにもひしひしと伝わってくる」

 つまり、感情移入や演技力がアップした分、蝶々夫人の堪え忍ぶ静の感覚を、フリーでの挽回という攻撃性にうまく転換することが難しかったというのだ。

 それでも、佐藤コーチは「準備は万端、あとは精神面」と納得のコメント。ファイナルの浅田真央に注目だ。

(芝公子)

カテゴリー: スポーツ   タグ: , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    デキる既婚者は使ってる「Cuddle(カドル)-既婚者専用マッチングアプリ」で異性の相談相手をつくるワザ

    Sponsored

    30〜40代、既婚。会社でも肩書が付き、責任のある仕事を担うようになった。周囲からは「落ち着いた」なんて言われる年頃だが、順調に見える既婚者ほど、仕事のプレッシャーや人間関係のストレスを感じながら、発散の場がないまま毎日を過ごしてはいないだ…

    カテゴリー: 特集|タグ: , |

    これから人気急上昇する旅行先は「カンボジア・シェムリアップ」コスパ抜群の現地事情

    2025年の旅行者の動向を予測した「トラベルトレンドレポート2025」を、世界の航空券やホテルなどを比較検索するスカイスキャナージャパン(東京都港区)が発表した。同社が保有する膨大な検索データと、日本人1000人を含む世界2万人を対象にした…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , |

    コレクター急増で価格高騰「セ・パ12球団プロ野球トミカ」は「つば九郎」が希少だった

    大谷翔平が「40-40」の偉業を達成してから、しばらくが経ちました。メジャーリーグで1シーズン中に40本塁打、40盗塁を達成したのは史上5人目の快挙とのこと、特に野球に詳しくない私のような人間でも、凄いことだというのはわかります。ところで、…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , |

注目キーワード

人気記事

1
長与千種がカミングアウト「恋愛禁止」を破ったクラッシュ・ギャルズ時代「夜のリング外試合」の相手
2
暴投王・藤浪晋太郎「もうメジャーも日本も難しい」窮地で「バウアーのようにメキシコへ行け」
3
日本と同じ「ずんぐり体型」アルプス山脈地帯に潜む「ヨーロッパ版ツチノコ」は猛毒を吐く
4
侍ジャパン「プレミア12」で際立った広島・坂倉将吾とロッテ・佐藤都志也「決定的な捕手力の差」
5
怒り爆発の高木豊「愚の骨頂!クライマックスなんかもうやめろ!」高田繁に猛反論