「不適切な行為により多大なるご迷惑をおかけしたことを心からお詫び申し上げます」──。ゲスな行為を暴かれた“イクメン代議士”もついに観念。記者会見を開き、議員辞職の意向を発表した。政治家としてケジメをつけたものの、“下半身”にケジメがついたかどうかは怪しいところなのだ。
自民党の宮崎謙介衆院議員(35)の不貞行為を報じたのは「週刊文春」。その報道によれば、妻である自民党の金子恵美衆院議員(37)の出産を6日後に控えた1月30日に、宮崎氏は地盤である京都の自宅マンションに美女を連れ込んでいた。
その美女とは07年の「ミス湘南」で、B90のFカップのグラビアタレント・宮沢磨由(34)。だが、宮崎氏が国民の怒りを買った理由は、この巨乳美女との不倫のせいだけではない。宮崎氏は昨年末の結婚式後に「育児休暇取得」を宣言。子育てに積極的に参加するはずが、臨月の妻をほったらかして不倫していたのだから、言行不一致もはなはだしく、今回の議員辞職も当然の結末と言える。
ところが、永田町では宮崎氏のその後を不安視する声が上がっているのだ。
自民党若手議員が言う。
「宮崎氏の育休宣言に世間では賛否が分かれましたが、自民党内ではまったく共感の輪は広がらなかった。それは、『女性をバカにしたような軽薄な行動を取る宮崎氏に、男性の育児参画など語られたくない』と思われていたから。それほど女癖の悪さは知れ渡っていて、『二股王』と陰口を叩かれていました。ほとんどビョーキというレベルで、治るかどうか‥‥」
そう懸念されるのも、これまでの行状のせい。
「宮崎氏は政治家を志望していた06年、婿養子が早道と思ったんでしょう、加藤紘一自民党元幹事長の三女の鮎子氏と結婚しましたが3年で別れています。その原因も不倫と言われています」(政治部デスク)
その後、宮崎氏は12年に京都3区から出馬して初当選。直後に金子氏との交際が報じられた。
「交際期間中も党本部の受付嬢やOLと合コンするなど言動が軽かった。何より支援者の娘とつきあっているという二股の噂が地元で広まり、本人は否定していましたが、その支援者との関係が断たれたのですから、ウソとは言いがたいのでは」(前出・若手議員)
辞職会見では、「否定できない」とFカップ美女以外の女性との浮気も暗に認めていた宮崎氏。深い反省のもと「大きくなって戻りたい」と将来の政界復帰も匂わせたが‥‥。
「支援者の間からは『アソコを切れ』とか『ヤツの下半身にこそイク休をやれ』と非難の声が上がっていましてね。同じ選挙区での再選はありえないでしょう」(自民党京都府連幹部)
まずは性欲のコントロールを覚えるべきか。