最近は“世代交代”というワードがよく飛び出してくるAKB48周辺だが、同グループの一番若いチームである「チーム8」の活躍が目立ってきている。
2014年に誕生した同チームは、47都道府県から1人ずつ選出された47人のメンバーで構成。今までAKB48は「会いに行けるアイドル」を謳っていたが、同チームは「会いに行くアイドル」という、自らが足を赴いて会いに行くというものをコンセプトとして活動中だ。
そんな各都道府県を代表する逸材を集めたチーム8だが、実際に精鋭が多く、そのポテンシャルの高さに注目が集まっている。
「神奈川県出身の小田えりなは、昨年10月に放送されたAKBの冠番組『AKBINGO!』で行われたグループNO1歌姫を決めるカラオケ企画でみごとに優勝。小田にとって同番組の収録はそれが初めてでしたが、緊張に打ち勝ち、高い歌唱力を披露していましたね。また、今月1日の同番組ではグループ対抗のダンスバトル企画が行われましたが、そこでもチーム8を代表して出場した中野郁海、横山結衣、本田仁美の3人が、ダンスに定評があるSKE48やNMB48のダンス選抜を撃破して頂点をとっています。アイドルとして必要なパフォーマンス能力を持ったメンバーが多いイメージです」(アイドル誌ライター)
じつは昨年8月に行われた姉妹グループも含めたAKBグループ全体の「グループ対抗大運動会」でも、全13チーム中でチーム8が1位に。グループ全体の運動能力の高さも証明している。
「今年1月に行われたファンたちの投票によって歌唱楽曲を決めるライブイベント『AKB48グループリクエストアワー』では、500曲を超える楽曲の中、チーム8のオリジナル楽曲『47の素敵な街へ』が3位にランクイン。徐々にではあるが、彼女たちの存在にスポットが当たり始めています」(前出・アイドル誌ライター)
彼女たちこそ、AKB48の新時代を切り拓く存在になり得るかもしれない。
(石田安竹)