スポーツ

ガタガタ巨人を悩ます「大慌て再建」と「ベンチ裏怒号」(3)菅野も呆れた正捕手不在問題

20160721u

 しかし、クルーズはすでに触れたようにケガで離脱している。代わって打撃を期待されて起用された、吉川大幾(24)、中井大介(27)の若手2人は打率2割にすら届かない惨状だ。新人の山本泰寛(23)とベテランの寺内崇幸(33)をあわせて模索が繰り返され、セカンドレギュラーが不在という事態に陥った。

 悩みの種はセカンドだけではない。捕手も不在だ。

 骨折で離脱していた正捕手の小林誠司(27)は7月8日にようやく復帰したばかり。その間マスクをかぶるのは相川亮二(40)のハズだった。だが6月24日のDeNA戦で、それまで防御率0点台だった菅野智之(26)を大炎上させてしまう。

「相川は初球ストレートを要求するんですが、それがバレていた。この日、敵の狙いに気づかずリードし、2回1/3で9失点と試合をぶち壊してしまいました」(巨人番記者)

 決して味方への不満を漏らさなかった菅野が、この時ばかりは堪忍袋の緒が切れた。ベンチ裏で、

「(相川は)投げにくい」

 とバッサリ。これをきっかけに、首脳陣からも選手からも相川の信頼が失墜することとなった。

 リーグ優勝どころか、06年以来10年ぶりのBクラス落ちの危機も見えてきた緊急事態に、たまらずフロントが異例の決断を下す。6月、球団事務所で行われた編成会議で、堤辰佳GM(50)が、こう発言したのだ。

「非情な決断を下すことも辞さない」

 堤GMは高橋監督と、同じ慶応大学野球部出身で先輩後輩の関係。現役引退を要請し、監督就任させた生みの親で、

「心中する覚悟」

 と言うほど、高橋監督にほれ込んでいる。そのGMが、ついに巨人の「聖域」にメスを入れる決断をしたようだ。別の球団関係者が耳打ちする。

「この時、話し合われたのは現戦力の来季への編成です。平時であればオールスター明けの議題ですから、球団がよほど危機的状況に置かれているということだ。コーチの人事異動も議題に上りました」

 現在一軍のコーチ陣容は、ヘッドコーチに村田真一(52)。打撃コーチは内田順三(68)と江藤智(46)。守備走塁コーチに、井端弘和(41)、大西崇之(45)である。巨人伝統の“ヘッドコーチ切り”はあるか──。

「内田さんは本人が固辞したのを、高橋監督が三顧の礼でコーチに迎えた経緯があります。また井端さんは、監督とともに現役を引退してまでチームを支えてくれています。この2人は切れない。江藤さんと大西さんを異動させることになりそうです。村田さんの責任を追及する声も上がりましたが、現時点で後任が見つからない」(前出・球団関係者)

 この編成会議では、「小林では不安だ」 と捕手事情について話が及んだが、支配下に捕手が9人もいながら他球団から補強するしか解決策が出なかった。白羽の矢を立てたのが、骨折で離脱中の楽天の捕手・嶋基宏(32)だ。

「実は14年オフにも獲得に動いたが失敗した。楽天も若返りを図り、捕手は新人の足立祐一(27)を育成する方針に変えている。こうした背景がある以上、楽天もしかたないと考えているはず。来季優勝のため、オフに全力で獲得へ向かう予定です」(前出・巨人番記者)

カテゴリー: スポーツ   タグ: , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    なぜここまで差がついた!? V6・井ノ原快彦がTOKIO・国分太一に下剋上!

    33788

    昨年末のスポーツニュース番組「すぽると!」(フジテレビ系)降板に続いて、朝の情報番組「いっぷく!」(TBS系)も打ち切り決定となったTOKIOの国分太一。今月30日からは同枠で「白熱ライブ ビビット」の総合司会を務めることになり、心機一転再…

    カテゴリー: 芸能|タグ: , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<寒暖差アレルギー>花粉症との違いは?自律神経の乱れが原因

    332686

    風邪でもないのに、くしゃみ、鼻水が出る‥‥それは花粉症ではなく「寒暖差アレルギー」かもしれない。これは約7度以上の気温差が刺激となって引き起こされるアレルギー症状。「アレルギー」の名は付くが、花粉やハウスダスト、食品など特定のアレルゲンが引…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<花粉症>効果が出るのは1~2週間後 早めにステロイド点鼻薬を!

    332096

    花粉の季節が近づいてきた。今年のスギ・ヒノキ花粉の飛散量は全国的に要注意レベルとなることが予測されている。「花粉症」は、花粉の飛散が本格的に始まる前に対策を打ち、症状の緩和に努めることがポイントだ。というのも、薬の効果が出始めるまでには一定…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , |

注目キーワード

人気記事

1
巨人・坂本勇人「2億4000万円申告漏れ」発覚で「もう代役・中山礼都の成長に期待するしかない」
2
青柳晃洋「マイナー登板でも大乱調」の暗闇…また「有原式」「上沢式」が発動されるのか
3
フジテレビ衝撃の報告書に登場する「タレントU」は「引退」を口にした!当てはまる人物は…
4
フジテレビ第三者委員会の「ヒアリングを拒否」した「中居正広と懇意のタレントU氏」の素性
5
巨人「甲斐拓也にあって大城卓三にないもの」高木豊がズバリ指摘した「投手へのリアクション」