元AKB48の板野友美が8月26日、初主演映画「のぞきめ」DVDの発売記念イベントに出席した。同作は板野演じるテレビ局ADが、怪死事件の取材中、誰かにのぞかれる恐怖を描いた物語。「ホラーが苦手」と公言していた板野にとってはハードルの高いジャンルへの挑戦だった。
「撮影時の怖い体験」を聞かれた板野は、「撮影現場に行くのが最初は怖すぎて、フラッシュバックでいろんな怖い顔が出てくる夢にうなされたため、ベッドに盛り塩をしておきました」と告白。スタッフとキャスト総出でおはらいを受け、ようやく収まったそうだ。
「AKB48卒業後は歌手を本業にしていますが、ヒットとは縁遠く、結果が出せないまま、軸はブレブレです。板野はどうやら女優業に味をしめたようで、『次回作はラブコメをやってみたい』と意欲的。役柄も『ブリッコから小悪魔まで』と懸命にアピールしていました」(芸能ライター)
もっともこの会見、板野の女優業本格挑戦と報じたマスコミは少なく、ほとんどが自宅での恐怖体験として、“愛犬が寝室の枕とシーツに粗相をしたのを知らずにうっかり寝てしまい、おしっこまみれになった”という話題を取り上げていた。
板野が本業で注目されるのは、生半可な意気込みでは無理なようだ。
(塩勢知央)