12月1日に発表された“新語・流行語大賞”のベストテンに「保育園落ちた日本死ね」がランクイン。嬉々とした表情で授賞式に出席した民主党・山尾志桜里衆院議員に批判が集まる一方で、審査員たちに非難の目が向けられている。なかでも半ば炎上状態になっているのが、「サラダ記念日」で知られる歌人の俵万智だ。俵のファンからは、「まさか“死ね”なんて言葉を推すなんて」「もう歌人と名乗らないでほしい」といった声が相次いでいる。
一方で、「彼女の一存でベストテンが決まるわけじゃない」とか、「特定の審査員だけ批判しても意味がない」といった擁護の声もあるようだ。では実際のところ、俵自身はこの「日本死ね」を審査員として推していたのかどうか。ここで週刊誌の記者がささやく。
「その答えは俵のツイッターを見れば明らか。なにしろ彼女は、“日本死ね”をブログで発表した人物のツイッターアカウントをフォローしていますからね。しかもフォローした時期は11月9日~13日ごろで、まさに流行語大賞を選考している真っ最中ですから、彼女自身が“日本死ね”を推していたのは間違いなさそうです」
そんな俵は11月2日にツイッター上で「リツイート 我もするなり ツイッターは 言葉のバケツ リレーと思う」という歌を詠んでいた。俵によるとツイッターは、直接は会えない人に言葉が届くさまを可視化してくれたツールなのだとか。たしかに彼女が「日本死ね」を推していたことを、ツイッターは可視化していたようだ。
(白根麻子)