母親の生活保護不正受給疑惑で国会でも問題視され、テレビ出演から遠ざかっていたお笑いコンビ「次長課長」の河本準一が、相方の井上聡とともに5年前にレギュラーを降板していた「火曜サプライズ」(日本テレビ系)に、5月30日放送回で復帰した。
スタジオにやってきた河本は「ただただ嬉しい」と感慨深げで、ウエンツ瑛士や山瀬まみらレギュラー陣も歓迎した。そして「能と狂言がわからない人」というショートコントを披露。井上も「幸せだわ」と喜びの一言。
さらに河本は、京本政樹と柳沢慎吾による都バスぶらり旅をする番組内コーナーの「都バスで飛ばすぜぃ!」のロケにも出演。2人の手荒い歓迎を受け、さらには旅先の浅草で、5年ぶりに訪ねたもつ煮込み店の店主に迎えられると、さすがの河本も号泣。柳沢も目を潤ませた。
だが視聴者の反応は様々のようだ。芸能ライターの話。
「オンエア中のツイッターを見ると、『河本さん復活してて懐かしい都バステンション』『うわーん河本さん5年ぶり嬉しい』といったファンからの声もありました。しかし一方で、『河本出てる。 ナマポ野郎のことは忘れてないよ。 もうこの番組見ないーっと』とか、『火曜サプライズに河本が出てる!チャンネルを替えます』といったように、いまだに彼の起こした不祥事を許さない視聴者も多かったようです」
しかし今回は「完全復帰」とも紹介していなかったため、おそらく視聴者の反応次第で本格的に復帰させるのだろう。とはいえ、「ナマポ」イメージから脱却するには、まだ時間がかかりそうだが…。
(魚住新司)