元NHKアナの登坂淳一の「ハラスメントスキャンダル」が世間を騒がせてから一週間。退局直後の1月15日、今春からフジテレビでスタートする報道番組「プライムニュース」のMC就任が発表された登坂だが、25日発売の「週刊文春」がNHK札幌局時代に彼が起こしたハラスメント事件について掲載し、所属するホリプロからフジテレビに出演辞退の申し出があったという。
今春の改編の目玉としてフジテレビ内外から期待が寄せられていた登坂の“ハラスメント降板”。目下、業界内では彼の懐事情に注目が集まっているようだ。
「登坂アナにとって最悪の展開になってしまいましたね」と語るのはNHK関係者だ。「フジからのオファーありきでNHKを辞めたのにフジの新番組に出られなくなってしまい、当面、貯金を切り崩して厳しい生活を送らざるをえなくなってしまった。自分でまいた種とはいえ、正直、気の毒でなりません」(NHK関係者)
華麗なフリー転身から一転して生活の危機に陥ってしまった登坂アナだが、「やむなく『新しいビジネス』を立ち上げるのではと噂されていますね」と同関係者。
登坂アナが再起を賭ける「新ビジネス」とは?
「自身が校長と講師を兼ねた『アナウンス学校の開講』です。これまでの実績を踏まえれば、理論的には、間違いなくアナウンサー志望の大学生が集まるでしょう。実際、彼に出資を持ちかけている経営者がいるとの話も聞こえてきます。もっとも、ハラスメント報道直後だと女子大生は入りづらいかもしれませんが…」(前出・NHK関係者)
女性に対しては最低の行いをしていたことが告発された登坂。とはいえ、犯罪まで犯したわけではないのだから、今後は十分反省していただいて、その「復活」にも期待したい。
(白川健一)