今回、日本の代表チームが低調な中、意外にもサッカーくじの「ワールドカップ toto」(13試合の勝ち、負け、それ以外の3通りを選んで予想)が好評だという。それもそのはず、前回のブラジル大会では当せん金2億円が1本、1億円が2本も飛び出していたのだ。
ブラジル大会では、優勝したドイツや地元のブラジルが、格下のガーナやメキシコに引き分けたことで当せん金が跳ね上がった。サッカーライターの渡辺達也氏が「第1019回 toto」(発売期間は6月16日から25日まで)のポイントを解説する。
「1次リーグの第3試合目がくじの対象ゲームですから、強豪国が順当に2勝し引き分けでもトップ通過という状況であれば、主力選手を休ませてくることもある。(対象2番目の)フランスがデンマークに、(対象10番目の)ベルギーがイングランドに引き分けても驚くことではない」
ガチンコ対決を前提に予想してしまうために思わぬ高額配当になるのだ。
その他で注視したいのは、D組のアイスランド対クロアチア(対象8番目)、ナイジェリア対アルゼンチン(対象12番目)の戦いだという。
「アルゼンチンは予選で監督が2度交代したり、強化試合を思うように組めなかったなどの不安が目立ち、まさにメッシ頼み。しっかりと4チームの2戦目までの結果を見て予想するほうが無難ですね」(渡辺氏)
最後は、対象5番目の日本対ポーランド戦だ。
「ポーランドがここまでに2勝しているとは思えない。となると、得失点差も考えて、ガンガン攻めてきそう」(渡辺氏)
であれば「totoGOAL3」(対象3試合のゴール数を当てる。理論上の当せん金は10万円)がおもしろそうだ。4年前には30万円オーバーの高額配当も飛び出している。日本が大敗し、例えばフランスとデンマーク、セルビアとブラジルのゴール数が一緒なんてことになれば、ウハウハ間違いないかもしれない。