西野朗監督率いるサッカー日本代表が6月24日、ロシアW杯グループステージ第2戦のセネガル戦に臨み、2-2のドローで終えると、その試合内容に世界中から賞賛の声が寄せられている。
開始早々11分、セネガルエースのサディオ・マネに奪われた先制弾から激しい点の取り合いが勃発すると、日本は乾貴士と本田圭佑が相手に食らいつく同点弾を決めるなど、終始目の離せない白熱の展開となった。
日本での放送が日曜の深夜帯だったにも関わらず、瞬間最高視聴率は37.1%を記録し、ネット上でも「時間帯を考えれば驚異の数字」「深夜まで起きて見た甲斐があった」「まだ興奮が冷めない」との反応が続出。さらには、世界の有識者までもがこの一戦のトリコとなったようだ。
「アメリカの大手スポーツメディア『ESPN』の名物記者であるエティエン・ベネスラ氏が日本vsセネガルの試合を『グループステージの中で一番エキサイティングな試合だ』とツイートすると、元アルゼンチン代表で現在はサッカー解説員を務めるファン・ソリン氏もまた『ホンダが決めた! この試合を見逃してる頭の固いやつらがいたとすれば、サッカーのおもしろさが詰まった最高のゲームを見られなかったということだ』と興奮気味にコメントしました。開幕前の壮行試合で見るに耐えない悲惨なサッカーを披露していたあのサムライブルーは何だったのかと問いたくなるほどの別チームぶりですね」(スポーツライター)
世界も認めた日本のダイナミックなプレイとあきらめない気持ち。6月28日のポーランドとのグループステージ最終節も情熱に満ちあふれた最上級のフットボールを見せてもらいたいところだ。
(ジェイコヴ)