明石家さんまが6月25日放送の「ヤングタウン土曜日」(MBSラジオ)で、長澤まさみを絶賛するひと幕があった。
番組中、タレントの二瓶有加から共演者の連絡先の聞き方について質問されたさんまは、次のようにアドバイス。
「女の子の方が聞きやすいやろ。『LINE交換お願いします』とか『今度、ご飯連れて行ってくださいよ』がいちばん早道やろ」
それが苦手という二瓶は「私なんかがおこがましいって思っちゃう」などと話していたが、ここでさんまは秘話を明かす。
「俺も長澤まさみちゃんの電話番号を、子役使って500円で。それで電話番号聞いてかけようと思ったら、ああいう聞き方するとかけられないもんやね」
長澤に直接聞かなかったことを後悔しているのだった。
そんなさんまが、ドラマの打ち上げで、若い頃の長澤と同席した際のこと。ディズニーランドのペアチケットが当たったことで、
「1枚、長澤にギャグみたいにスッと渡したんです。長澤は『ありがとうございます』って言うて、挨拶の時に『ディズニーのチケット1枚ありますけど、誰か買いませんか』って」
会場を大いに沸かせたことを振り返ると、
「ハタチでそこまでできる子やからね。あのへんは『長澤まさみここにあり』で、俺も感心した。これは将来、心配ないな、と思った一瞬でしたね」
機転を利かせて笑いを取った長澤を絶賛したのだった。お笑い関係者が言う。
「さんまは今回の話に出てきた07年放送のドラマ『ハタチの恋人』(TBS系)で共演するなど、以前から長澤が大のお気に入り。バラエティーで共演の際は、さんまが『ちょっと顔にシワでてきたな』などと何か話を振って、長澤が『そんなわけない』といったん否定してから鏡を見て『ホンマや!』と返すネタが定番化している。そのために、長澤はあらかじめ鏡を用意しておくんだとか」
さんまは、そんな彼女が愛おしくて仕方がないのだろう。
(鈴木十朗)