巨人の阿部慎之助ヘッド兼バッテリーコーチが、痩せ細っているという。スポーツライターが語る。
「阿部コーチは引退後に1日10キロのランニングなどでダイエットに励み、20キロ減量に成功。驚くほど体型がシャープになり、本人は『積み重ねが大事』などと自慢げに話していました。それが今、なにやらゲッソリしたように見える。ダイエットというより、自身の責任感からくるストレスでは…」
阿部コーチは現役引退後、20年に2軍監督に就任し、翌年オフに1軍作戦コーチに昇格。昨年はヘッド兼オフェンスコーチ、そして今季はヘッド兼バッテリーコーチと、「ポスト原」の最有力候補として、その階段を着々と上ってきた。
「しかし昨季は5年ぶりのBクラス、今季は48年ぶりに両リーグ最速の10敗目を喫し、最下位争いから抜け出せない。その体たらくの責任は原監督はもちろん、No.2である阿部コーチにも生じます。若手捕手の育成がおぼつかず、作戦面ではただ長打を待つだけで、大差でしか勝てない大ざっぱな野球を、相変わらず変えられない。2年間務めた2軍監督としても、あれだけしごいたはずの若手はほとんど芽を出さず。弱い巨人の根底は彼にあるのではないかと、指摘され始めている」(球団OB)
また、今季から加入した松田宣浩、長野久義のベテランについても、
「阿部コーチは昨季の低迷について、中島(宏之)以外、ここぞという時に働くベテランの不在を嘆いており、2人の入団を後押ししたとされる。しかし松田は状態が上がらないまま2軍落ち、長野は打率1割台で、右の代打として機能していない。阿部コーチもここまで上手く回らないとは、思ってもみなかったのでは」(前出・スポーツライター)
自然と痩せるわけである。