残念なピッチングが続いていた楽天・田中将大が約1カ月半、6試合ぶりの勝利を手にした。5月31日、交流戦のDeNA戦に先発すると、7回を4安打1失点に抑える好投。日米通算193勝で、200勝まであと7に迫った。
久しぶりの勝利がよほど嬉しかったのだろうか、田中はインスタグラムで「ナイスゲーム」と自画自賛。酒居知史投手とのショットなど、この試合の写真を公開した。
やっとつかんだ勝利にファンも大喜びで、コメント欄には「ナイスピッチング!200までかんばってください」と祝福と応援のメッセージが寄せられている。
しかし、中には「久しぶりに勝ちが見られてほっとしました」「何があっても応援しています」と心配する声も少なくない。
「今のマー君のピッチングを見れば、ファンが心配するのもわかります。5月23日のオリックス戦、5回に入ってひとつもアウトを取れないまま降板しました。チームは最下位で状態もよくないですし、今季中に日米通算200勝を達成できるかどうか。このままの球威では日本のプロ野球ではなかなか通用しなくなる、との分析がありますし、チームとしては早く200勝を達成して引退への花道を作ってほしい、というのが本音では。推定4億7500万円という高額年俸での費用対効果としては、かなり厳しいので…」(球界関係者)
ファンの心配を吹き飛ばすような巻き返しを見せられるか。