将棋の藤井聡太七冠が、残るタイトル「王座」への挑戦権獲得に向けまた一歩前進した。
6月20日に行われた王座挑戦者決定トーナメント2回戦では、最終盤で鮮烈な逆転劇を演じ、村田顕弘六段に勝利。あと2勝で永瀬拓矢王座への挑戦権を獲得する。28日には挑戦準決勝で羽生善治九段と対局するが、これまでの通算対局成績は11勝3敗で藤井七冠が圧倒しており、いよいよ「八冠」が現実味を帯びてきた。
20歳にして棋界のトップに上り詰めた藤井七冠だが、気になるのはその収入。タイトル戦の賞金は竜王戦の4400万円以外は公表されていないが、もし八冠を獲得すればタイトルの賞金総額は1億円以上になることは間違いない。
将棋ライターが語る。
「将棋連盟が発表した2022年の年間獲得賞金・対局料ベスト10によると、当時五冠の藤井は1億2205万円でした。今年八冠を達成すれば、ほか棋戦の賞金を合わせると億円を超えてくる。また現在契約を結んでいるCMは3社ですが、今後オファーが殺到することが予想されます。となると年収3億円は固いでしょうね」
温和な性格に加え金持ちとは、女性から見ればまさに理想の男性像。今後どんな交際相手が現れるのかも興味深い。
(ケン高田)