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プロ野球「セパ交流戦」非公式ガイドブック(3)ヤクルト・村上宗隆を孤立化させる「大谷信仰」と「イッペイトラウマ」

 史上最年少200号をクリアしたヤクルトの村上宗隆(24)。和製大砲の地位を我がものにしながら、チーム内で孤立を深めていた。

「近頃は、オスナ(31)やサンタナ(31)と一緒にいるのをよく目にします。仲よしの宮本丈(29)と山崎晃大朗(30)が2軍を主戦場にしていてつるむ仲間がいないのでしょう。『令和の三冠王』と対等な関係でいられるチームメイトは希少。遠征先でも外国人野手2人に通訳を加えた4人で食事に行くことが増えたみたい」(在京球団スコアラー)

 しばしば開催される〝国際交流〟の裏には、将来を見据えたプランが見え隠れする。

「メジャーに連れていく通訳の〝オーディション〟を兼ねているようです。25年オフのポスティングによるメジャー移籍が既成事実化していますが、教祖さながらに心酔するドジャースの大谷翔平(29)がそうしたように、自チームの気心の知れたスタッフを帯同させるつもりのようです。すでに、自身を専属通訳にと立候補していたスタッフが落選して1軍からファームに更迭されています。『俺を連れていけ!』とグイグイいって、村上に鬱陶しがられてしまったようです」(在京球団スコアラー)

 パートナー選びに慎重になるのは、あの〝イッペイトラウマ〟も無関係ではないだろう。

「水原一平被告(39)の違法賭博事件にはショックを受けたといいますからね。とはいえ村上の場合は実家が不動産屋で、投資や財産管理のリテラシーが高い。さすがに、億単位のカネを使い込まれても気づかないようなヘマはやらかさないと思いますが‥‥」(在京球団スコアラー)

 反対に、古巣との絆が途絶えないのはオリックスの西川龍馬(29)のケースだ。

「パ・リーグのパワーピッチャーに力負けして、打率が2割台前半に低迷しています。そんな西川を心配するのは、昨季まで在籍した広島ナインと新井貴浩監督(47)です。特に、新井監督は22年オフに『一緒に優勝しよう』という方便で、森友哉(28)とソフトバンクに移籍した近藤健介(30)がいた移籍市場を回避させ、翌オフの移籍に導いている。西川がどのように古巣の思いに報いるのか注目です」(スポーツ紙デスク)

 今年も交流戦により、ペナントの行方が大きく左右されるのだろう。

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