一部スポーツ紙が報じた「浅田真央現役続行」のニュースがファンを歓喜させている。
「浅田の後輩としては、村上佳菜子、本郷理華、宮原知子らがいますが、安定した強さはまだない。一番の違いは“華”でしょうか。浅田の持つカリスマ的な魅力に欠ける。大会を見ていても“やはり浅田がいなければ‥‥”という感は否めません」(スポーツ紙記者)
だが、ここで心配なのは、ほぼ1年間選手としての活動をしてこなかった浅田が、以前のような演技ができるかどうかだ。
「浅田は、まったく氷上から離れていたわけではなく、アイスショーで演技ができる程度の練習は続けていました。その中でトリプルアクセルも飛んでいます。また、バンクーバー五輪で金メダリストになったキム・ヨナも、一時競技から離れていましたが、ソチ五輪では銀メダルを手にした前例もあるので、心配はないでしょう」
そして、何よりも大きな原動力は「モチベーション」だと続ける。
「ソチのショートプログラムで大失敗しながらも、フリーでは完璧ともいえる演技をしました。やはり、あの悔しさが選手復帰の大きな原動力となっているんでしょう。おっとりしているように見える浅田ですが、実はすごく負けず嫌い。やはり、どうしても五輪で金を取り、ソチのリベンジを果たしたいんだと思います」(前出・スポーツ紙記者)
5月18日には記者会見も予定され、今後の去就について明らかにするという浅田。競技復帰を明言すれば、フィギュア界も一層盛り上がりそうだ。