いまやスマホを購入する時の選択肢として当たり前になってきた“格安スマホ”。しかも、安さ以外にもいろんなメリットがあるというのだ。一体どんなメリットがあるのか、さっそくチェックしてみよう。
まず見逃せないのが、通信量無制限というサービス。スマホでは月間5GBまでなど、定額で使える通信量には限度があるのが一般的だ。それが、たとえば「ぷららモバイルLTE」の定額無制限プランなら、月額2760円(税別)でネットが使い放題となるのである。しかもテザリングにも対応しているので、自宅のパソコンでも自由にネットを楽しめるのだ。
同プランでは通信速度を3Mbpsに制限することで、無制限のネット利用を実現。通常のウェブ閲覧やメールの送受信ではほとんどストレスを感じることはないだろう。動画の場合は高画質だとコマ落ちになってしまうが、動きの少ない動画や低画質モードなら、鑑賞に堪えうるレベルと言えそうだ。
一方、TSUTAYAが提供する「TONE」では、なんと月額1000円(税別)で無制限のネット利用が可能となっている。こちらの通信速度は動画の視聴には厳しいものの、通常のネット閲覧やLINEのやり取りなら問題はないはず。なんといっても、月額1000円の低価格は大きな魅力だ。
また、動画を観たいような場合には、“高速チケットオプション”(300円)を購入することで、1GB分の高速通信をゲットできる。1GBあれば、HuluやYouTubeを約7.5時間(低画質モード)楽しめるので、ドラマを一気に観ることもできるだろう。
さらにTONEには、子供に持たせるときに使いたい“TONEファミリー”オプションも用意。アプリのインストールを制限したり、スマホの利用時間帯を制限するといった設定が可能だ。しかもスマホの居場所を表示する機能があるので、迷子防止にもピッタリ。これなら家族で複数台導入するのも便利だろう。
このように、最近の格安スマホは様々な利用シーンに対応した機能を備えている。手持ちのスマホを格安スマホに乗り換えるのもよし、家族用に新たに買い増しするのも良しと、使い方は無限に広がっているのである。