スポーツ

迷走する原巨人!落日の空中分解現場!「川相ヘッドコーチとの溝は深い」

20150917n

 重々しいチームのムードを変えるためか、原監督はちょうど川相ヘッドを三塁コーチに据えた直後に期待のドラ1ルーキー・岡本和真(19)を初昇格させた。

 とはいえ、岡本はファームでも打率2割5分程度で、ホームラン1本という成績。そもそも優勝を争うペナントの佳境で上げる必要があったのかと否定的な声もある中、代わって二軍に降格したのが井端弘和(40)だった。

 この舞台裏でも、原監督と川相ヘッドの暗闘が繰り広げられていたという。

 球団関係者が話す。

「この決断に対して、川相ヘッドは『井端は残したほうがいい』と進言していたんです。シーズン終盤の苦しい時期こそベテランの力は必要ですからね。一方、チーム内には『川相さんへの意趣返しで井端を外したのではないか』との声まである。チーム状況が悪いからかもしれませんが、今シーズンは三塁コーチの一件に限らず、川相ヘッドは原監督に細かいことを具申してきました。川相ヘッドは今季も4月に代行監督を務めて結果を残したので、監督目線になっている部分もあるようなのですが、原監督はそれを煙たがってきたんです」

 チームの成績が芳しくないと、原監督とぶつかる首脳陣も少なくないはずだ。

 8月30日の中日戦では、まだ序盤の3回、5点を奪われていたバッテリーの小林誠司(26)と田口麗斗(19)に相次いで代打を出した。そしてベンチでは、原監督が秦真司バッテリーコーチ(53)を激しく叱責したという。コーチの指導が悪いということだろう。

 巨人番記者が言う。

「原監督はバッテリー間の問題について、秦コーチに指導の責任を問うことがある。例えば菅野智之(25)がデビュー以来、神宮球場で勝てないという課題がありますよね。でも秦コーチは『何でもこっちの責任にされたら困る』とこぼしている。というのも、原監督自身が『キャッチャーが悪い』と言ってはコロコロと捕手を代えているからですよ。再び阿部慎之助(36)の捕手復帰までささやかれているのですから、我慢の限界とも言われている」

 ファームでも、岡崎郁二軍監督(54)があきれ果て、嘆いているとの声も。

「今季途中に補強を繰り返したこともあり、セペダ(35)、フランシスコ(28)、カステヤーノス(29)といった助っ人勢が不振やケガなどで二軍に勢ぞろい。岡崎二軍監督も『こっちはお守役じゃねえよ』とこぼしているのですが、冗談ではなくて真剣に言ってるんですよね」(スポーツライター)

カテゴリー: スポーツ   タグ: , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    デキる既婚者は使ってる「Cuddle(カドル)-既婚者専用マッチングアプリ」で異性の相談相手をつくるワザ

    Sponsored

    30〜40代、既婚。会社でも肩書が付き、責任のある仕事を担うようになった。周囲からは「落ち着いた」なんて言われる年頃だが、順調に見える既婚者ほど、仕事のプレッシャーや人間関係のストレスを感じながら、発散の場がないまま毎日を過ごしてはいないだ…

    カテゴリー: 特集|タグ: , |

    これから人気急上昇する旅行先は「カンボジア・シェムリアップ」コスパ抜群の現地事情

    2025年の旅行者の動向を予測した「トラベルトレンドレポート2025」を、世界の航空券やホテルなどを比較検索するスカイスキャナージャパン(東京都港区)が発表した。同社が保有する膨大な検索データと、日本人1000人を含む世界2万人を対象にした…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , |

    コレクター急増で価格高騰「セ・パ12球団プロ野球トミカ」は「つば九郎」が希少だった

    大谷翔平が「40-40」の偉業を達成してから、しばらくが経ちました。メジャーリーグで1シーズン中に40本塁打、40盗塁を達成したのは史上5人目の快挙とのこと、特に野球に詳しくない私のような人間でも、凄いことだというのはわかります。ところで、…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , |

注目キーワード

人気記事

1
長与千種がカミングアウト「恋愛禁止」を破ったクラッシュ・ギャルズ時代「夜のリング外試合」の相手
2
暴投王・藤浪晋太郎「もうメジャーも日本も難しい」窮地で「バウアーのようにメキシコへ行け」
3
日本と同じ「ずんぐり体型」アルプス山脈地帯に潜む「ヨーロッパ版ツチノコ」は猛毒を吐く
4
侍ジャパン「プレミア12」で際立った広島・坂倉将吾とロッテ・佐藤都志也「決定的な捕手力の差」
5
怒り爆発の高木豊「愚の骨頂!クライマックスなんかもうやめろ!」高田繁に猛反論