もうゴリ押しも無理だ!
元AKB48板野友美が4月20日にリリースした最新シングル「HIDE&SEEK」の初週売り上げが自身としては初めて1万枚を切り、オリコン週間シングルランキングでも初めてベストテン10入りを逃す、目も当てられない惨状となった。
同作は板野本人主演の映画「のぞきめ」の主題歌にもなっており、テレビやネットでもそれなりの宣伝活動はしていたようにも思えたが、映画も大コケで費用対効果に反する結果となってしまった。
「11年1月にリリースしたソロデビューシングル『Dear J』では、初週で16万3000枚を売り上げた板野。女性ソロ歌手のシングルで初週売り上げが15万枚を突破したのは、宇多田ヒカルの『Flavor Of Life』以来、4年1カ月ぶりのことでしたらから、ソロとしては最高のスタートを切ったと言えました。ただ、そこからはものの見事に右肩下がりの急降下。昨年7月に発売した前シングル『Gimme Gimme Luv』は初週で1万4000枚の売り上げ、何とか1万枚はキープしていましたが、ついに8枚目となるシングルで1万枚を切ってしまったわけです」(アイドル誌ライター)
今回はハイタッチ会の特典も付いていただけに、単純に板野のファンが世の中に1万人未満という厳しい現実が露呈されてしまった形だ。
「女優としても評価は低く、ファッションモデルとしての需要もそれほどありませんから、歌手活動が本人の生命線ともなっていただけに、板野本人にとっても深刻な問題であることは間違いありません。3月に行われた高橋みなみの卒業コンサートにOG枠で前田敦子や大島優子らと登場した際、現役メンバーから『AKBを辞めてから何してますか?』と聞かれ、『今年、アジアツアーするんですよ!」と、5月21日の上海公演からスタートするアジアツアーを笑顔で宣伝していましたが、このままではツアーという名のドサ回りになりかねません」(アイドル誌ライター)
はたして、次は何をするのか。世間はほとんど興味を持っていないだろうが‥‥。
(田中康)