世界中の注目を集めた米国の大統領選挙は、まさかのドナルド・トランプ氏が勝利し、次期大統領の座を射止めた。
そうした中、日本のテレビ各局も“トランプネタ”集めに右往左往しているようだが、某民放テレビ局関係者はこう語る。
「ウチら芸能班も何とか局を上げてのトランプネタ収集に貢献しようと、芸能界とトランプ氏の関係を調べたところ、あのジャニーズ事務所のジャニー喜多川社長とトランプ氏に接点がある可能性があることに気づいたんです」
ジャニー喜多川氏といえば、ロサンゼルス生まれで一時期はアメリカ大使館に務めていたという過去を持つ。さらに、若かりし頃は米国での芸能興行にも携わっていたこともあるのだ。
一方のトランプ氏もカジノを経営するかたわら、ミスコンやプロレスなどエンタテインメント興行にも触手を伸ばしていたことは広く知られており、実際に二人の間には接点があったという。
「実は、その話は政界関係者の耳にも入っています。ほとんどの政界、財界関係者がトランプ氏とのパイプがないため、その仲介役をジャニー氏に頼めないものかと、本気で言っている人もいました」(政治部記者)
だが、前出のテレビ局関係者はこう続ける。
「ジャニーさんは、自身の過去の経歴について調べられるのをことのほか嫌がっているようで、ある局がそれとなく事務所関係者に話を振ったところ怒られたそうです。本当に接点があるからナーバスになっているのかも‥‥」
ジャニー喜多川氏とトランプ氏との関係は何とも興味深いところだが、残念ながら陽の目を見ることはなさそうだ。
(しおさわ かつつね)