田幸和歌子

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医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<ビタミンD不足>日光浴が少ないと骨粗鬆症の危険も!?

残暑が厳しい日が続き、昼間は外出を控えてしまう人も多いが、そんな人は「ビタミンD」の不足に注意が必要だ。「ビタミンD」は、脂溶性のビタミンで、腸管からのカルシウムの吸収を助けたり、骨の成長促進や血中のカルシウム濃度を調節する役割がある。不足…

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医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<夏うつ>夏バテとの違いはやる気が出ない!

連日の猛暑で食欲不振や睡眠不足に悩まされている人が多いかもしれないが、この時期は「夏うつ」にも注意が必要だ。これは「夏季うつ」と呼ばれている季節性のうつ病で、6月から9月にかけて発症しやすい。「夏うつ」は「夏バテ」とよく似た症状があるため間…

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医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<羞明(しゅうめい)>目が開けられないほど光がまぶしい!

「普通の人が気にならない光でもまぶしく感じる」「室内光でも目に強い刺激や痛みを感じる」──こんな症状を感じたら「羞明」かもしれない。「羞明」は、光を受けた時に目に強い痛みや刺激を感じる状態を指す。ちなみに「羞明」とはまぶしさを意味する。最近…

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医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<アニサキス症>潜伏期間は“距離”に比例する!

アニサキスによる食中毒「アニサキス症」が急増している。これはアニサキスという寄生虫が人間の消化管の壁に食いつくことによって発症する感染症だ。サバやアジ、イワシ、イカ、サンマなどの魚介類に寄生して原因となることが多く、全長2~3センチの白色の…

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医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<坐骨神経痛>お尻から足元にかけて痛みやしびれが続く

お尻から足元にかけてズーンとくる痛みや痺れを感じたら「坐骨神経痛」かもしれない。これは坐骨神経に沿って起こる痛みや痺れの症状のこと。坐骨神経は、坐骨を通り、お尻の筋肉の梨状筋を抜けて足へ向かう末梢神経のひとつで、人によって痛みが出る場所や症…

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医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<日光蕁麻疹(じんましん)>日光を浴びると肌がミミズ腫れになる

例年にない猛暑が続いているが、この時期は「日光蕁麻疹」に注意が必要だ。これは日光に当たると出現する蕁麻疹だ。日光を浴びた皮膚の部分が、赤いミミズ腫れのようになり、強い痒みを伴う。痒みに耐え切れず掻いてしまうと、患部が赤く盛り上がり、湿疹の範…

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医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<ヘルパンギーナ>大人がかかると重症化!髄膜炎、心筋炎の恐れも

舌や口の中に口内炎のような炎症ができて食べる時にしみて痛い‥‥。もしかしたら「ヘルパンギーナ」かもしれない。「ヘルパンギーナ」は5月から7月頃にかけて流行する「夏風邪」の一種の感染症だ。潜伏期間は3~6日で、38~40度の高熱が出て、喉も赤…

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医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<蜂窩織炎(ほうかしきえん)>足が赤く腫れて痛い。歩行困難になる危険も

手や足が赤く腫れ上がってズキズキ痛い、熱もあるようだ──その症状は「蜂窩織炎」かもしれない。聞きなれない病名だが「蜂窩織炎」は、皮膚とその下の組織の深部にかけて細菌が感染し、炎症が起きる病気。「蜂巣炎(ほうそうえん)」とも呼ばれる。本来、人…

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医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<こむら返り>ふくらはぎに激痛!糖尿病や脳梗塞の危険も

就寝中に、急にふくらはぎの筋肉がつったことはないだろうか。足の筋肉、中でもふくらはぎの筋肉が痙攣することを「こむら返り」という。特に夏に発症しやすいので注意が必要だ。最大の原因はミネラルバランスの乱れ。就寝中や運動中に、汗をかくことで体が脱…

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医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<睡眠障害>週3回「眠れない」状態が1カ月以上続いたら受診を

健康増進のためにクローズアップされている睡眠。しかし、「寝つけない」「眠りが浅い」といった睡眠トラブルで悩んでいる人は多い。これら睡眠に関連した病気は総称して「睡眠障害」と呼ばれる。「睡眠障害」で最も多いのが「不眠障害」だ。これは、健康を維…

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医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<CKD(慢性腎臓病)>患者数は約1330万人新たな国民病!

近年、「CKD(慢性腎臓病)」という疾患が注目されている。患者数は約1330万人(20歳以上の成人の8人に1人)いると考えられていて「新たな国民病」とも言われているのだ。増加の原因は、生活習慣の欧米化や高齢化が進んでいるためだと考えられる。…

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医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<メタボリックシンドローム>やせている人の方が要介護率が高い!?

「メタボリックシンドローム(通称・メタボ)」は、最近まで体に悪いイメージが強かった。ところが近年、健康寿命を縮めない説が一般的な認識となってきた。驚くべきは、それだけではない。高齢者については、メタボよりやせている人のほうが要介護率の割合が…

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医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<中性脂肪>数値が高いと脳卒中や狭心症、低いと肝臓病の危険も

健康診断の結果で「中性脂肪」の数値が高いと指摘されたことはないだろうか。「中性脂肪」は、血液中に存在する脂肪のひとつ。健康診断や血液検査でチェックをしないと、本人が異常を自覚することは難しい。一般的に中性脂肪は悪者のイメージが強いが、糖質が…

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医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<手や腕のしびれ>脳梗塞の危険以外に「胸郭出口症候群」の可能性も

手や腕のしびれは、様々な病気のサイン。中でも用心すべきが「脳梗塞」の危険性だ。この病気の判断基準は、【1】症状が突然現れる【2】片側だけしびれがある【3】親指側と小指側で同じようにしびれる。【1】から【3】のいずれかに該当すれば、まずは医療…

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