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【W杯優勝】世界で唯一「4種類のキャブ1980」を繰り出すスノーボード選手の「特別な能力はない」自己分析

 日本でスノーボードといえば、北京五輪金メダリスト・平野歩夢のハーフパイプ競技が有名だが、ジャンプ台から飛び出し、回転技など繰り出す「ビッグエア」で偉業を達成した日本人選手がいる。それが19歳の長谷川勝帝(たいが)だ。

 長谷川が今季2勝目を挙げた、オーストリア・クラーゲンフルトでのスノーボードW杯ビッグエア決勝(1月5日)では、唯一無比の技で優勝をもぎ取った。

 長谷川が得意とするのは、ジャンプ中に横5回転半する「キャブ1980(ナインティーン・エイティ)」という超高難度の技。これを左右のフロントサイド及びバックサイトの4種類飛ぶ偉業を世界でただひとり、成功させた男だ。その人物像を、スポーツ紙デスクが語る。

「天才ではなく、努力型タイプ。身長159センチと日本人選手としても小柄で、『自分は特別な身体能力の持ち主ではない。特別な才能はない』と語っています。地道なトレーニングを重ね、エアの前に何時間も柔軟体操を繰り返します。その努力が今シーズンのW杯で開花すれば、来年のミラノ・コルティナダンペッツォ五輪につながる。ちなみにビッグエアは、女子も深田茉莉が2位、鈴木萌々が3位と表彰台に上がり、日本選手の飛躍が著しい」

 長谷川がブレイクすれば、雪原を舞う「キャブ1980」がそのうち流行語になるかもしれない。

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