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J1初昇格「ファジアーノ岡山」の「怪物秘密兵器」が開幕戦から大暴れする

 サッカーJ1リーグに初挑戦するファジアーノ岡山で、「怪物」として注目されているのは、ブラジル人FWのルカオだ。1月25日に行われた鹿島アントラーズとのプレシーズンマッチでは、J屈指のフィジカルの持ち主で知られるDF関川郁万をいとも簡単に弾き飛ばす「重戦車ドリブル」で突破。右足のアウトサイドでオシャレなアシストまで見せて、開幕前の話題をさらった。

 そんな「怪物」の日本でのキャリアは意外にも長く、2019年-2020年シーズンに鹿児島ユナイテッドFCでスタート。2020年にツエーゲン金沢に期限付き移籍すると、2021年には松本山雅FC、そして2023年から岡山に加入した。J2、J3のクラブを転々と渡り歩いてきたのだ。

「金沢の時にリーグ戦の24試合で10得点をマークしましたが、それ以外のシーズンは片手で数えられるくらいしか得点を奪えませんでした。割と簡単に封じ込められる場面が多く、各クラブでエースを任せるまでの存在ではありませんでしたね」(スポーツ紙記者)

 ファジアーノ岡山のJ1開幕戦は2月15日、ホームで京都サンガFCと対戦するが、

「鹿児島時代もゴツイと言われていましたが、当時より10キロ以上も体重を増やした。ユニフォームがピチピチで、ハチ切れんばかりのJ1仕様に仕上げています。身長が191センチあるので、パッと見たらラガーマンみたい(笑)。ただ心配なのが、これまでもプレシーズンマッチでは活躍しても、リーグ戦が始まると別人のようにおとなしくなること。秘密兵器として岡山が上位を狙うキーマンになることは間違いないので、マネージメント能力に定評がある木山隆之監督が『怪物』のポテンシャルを最大限に引き出せられるか否かが、カギになりそうです」(前出・スポーツ紙記者)

 J1初見参の重戦車は、スピードも武器。対峙するDFはファウル覚悟で体当たりするしか、止める術はないのかもしれない。

(海原牧人)

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